体験メニューのご案内

黒耀石体験ミュージアムは、その施設名称にもあるように石器づくりや勾玉づくりなどが体験できる体験室と豊富な体験メニューがそろっていることが大きな特徴です。最大で150名が同時に体験することができます。

祖先の生き方を通して、自分自身を見つめなおす。石器づくりや勾玉づくりには、大人も子どももなく、率直にその時間を楽しく分かち合うことのできる魅力があります。みなさんも是非チャレンジしてみてください。

体験メニュー

体験学習 9:00〜16:00(受付は15:00まで)

MENU 料金 時間
黒耀石の弓矢づくり 700円 60分
黒耀石のキーホルダー 700円 60分
黒耀石のペンダント 700円 60分
勾玉づくり(初級) 700円 60分
勾玉づくり(中級) 800円 60分
骨角器のペンダント 700円 60分
骨角器の釣針づくり 1,500円 180分
MENU 料金 時間
縄文織りコースター 700円 60分
磨製石斧づくり 800円 60分
黒耀石の彫刻(初級) 800円 60分
黒耀石の彫刻(上級) 1,200円 60分
縄文ネックレス 800円 30分
復元土器パズル 300円 30分
黒耀石の鏡【高校生以上】 2,000円 90分〜

※ 時間内であれば随時体験をすることができますが、混雑時はお待ちいただく場合もございます。

体験メニューの代表例


石器づくり

矢じりコース

弓矢は縄文時代に発明された狩りの道具です。黒耀石は割れ口が鋭いという特徴から、矢の先端に付く「矢じり」の素材としても人気があったようです。
縄文人は黒耀石の薄いカケラの縁に鹿の角の先端などを押し当てて、プチプチと割ってきれいな三角形の矢じりをつくっていました。ミュージアムでは初めて石器づくりに挑戦する方でもつくれるように、鹿の角の代わりに先端に銅線を装着したペンシルという道具を使って、縄文人と同じように矢じりをつくります。完成した矢じりは弓矢が付いた台紙に貼り付けて完成となります。
(台紙の弓矢で実際に矢を飛ばすことはできません)

ペンダント&キーホルダーコース

矢じりづくりと同じやり方で好きなかたちになる様に黒耀石の縁をプチプチを割ってオリジナルのキーホルダーをつくります。
かたちが出来たら縁を石でゴリゴリとこすって刃を潰すので、普段使いもできます!

骨角器(こっかくき)づくり:骨をけずってボーンネックレス

骨角器コース(初級編)

動物の角や骨でつくられた道具のことを骨角器(こっかくき)といいます。長い年月土に埋まっていると腐って溶けてしまうため、古い時代になればなるほど発見される事例は少なくなりますが、旧石器時代から使われていたと考えられています。
縄文時代の遺跡では、洞窟遺跡や貝塚などから様々な種類の道具が発見されており、釣針や銛といった魚を獲るための道具や、皮などを縫い合わせる縫い針、ヘアピンなどのアクセサリーなどが見つかっています。
ミュージアムではとても固い牛の太ももの骨を水に濡らしながら砥石で削ってかたちを整え、サンドペーパーでピカピカに磨いてつくるペンダントづくりに挑戦できます。